最近の地方競馬の状況を見ますと、平成23年度を底に売上は好調に推移しておりまして、昨日佐賀記念が行われるということで、佐賀競馬場にお邪魔したのですが、天気も良く祝日ということで、発売についてもJRAのご配慮があったということで非常に売上も好調でありました。1日当たりの佐賀競馬場のレコードに迫る史上2位という売上でありました。
また、中央競馬の売上も4年連続前年を上回ったということで、競馬全体としては明るい状況でございます。これらはIPATによる地方競馬の発売とJプレイスでの中央競馬の発売の相乗効果と考えておりまして、地方競馬と中央競馬のファンがそれぞれに対する関心が生まれ、相互にファンの交流が行われて、競馬全体の関心が高まっているということがあるんじゃないかと思っております。
しかしながら、売上が好調とはいえ、地方競馬が安定的、持続的な経営が図られるよう、これまで築きあげてきた地方競馬主催者間、または中央競馬と地方競馬の連携の上に、さらに積み上げていくということが重要であると思っておりまして、今後一層の取組の充実が求められのではないかと考えております。このため、今後とも地方競馬の馬主の皆さまには、地方競馬全国協会、また地方競馬主催者と一層の連携を図りつつ、地方競馬の発展のためにご尽力頂きますようお願い申し上げます。