一般社団法人
日本地方競馬馬主振興協会
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日本地方競馬馬主振興協会は
地方競馬の発展・振興に寄与
する団体です。
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平成25年

 

平成25年賀詞交歓会

平成25年賀詞交歓会
 
 当協会の賀詞交歓会を1月24日(木)に大井競馬場ウィングホールにて開催いたしました。本年は農林水産省競馬監督課などの来賓18名を含む54名にご出席いただきました。
 
 次第
・主催者挨拶 日本地方競馬馬主振興協会         会長 鈴木 可一
・来賓挨拶  農林水産省生産局畜産部競馬監督課     課長 高橋 孝雄様
       JRA日本中央競馬会           理事 益満 宏行様
       NAR地方競馬全国協会         理事長 浮田 秀則様
・乾杯    JOA日本馬主協会連合会 渉外・事故防止委員長 庄野 昭彦様
・中締め   日本地方競馬馬主振興協会    総務渉外委員長 中村 吉隆
 
 ご出席いただいた団体は以下の通りです。
・農林水産省生産局畜産部競馬監督課
・JRA日本中央競馬会
・NAR地方競馬全国協会
・JOA日本馬主協会連合会 渉外・事故防止委員会
・全国公営競馬主催者協議会
・全国公営競馬調教師会連合会
・全国公営競馬厩務員連合会
・社団法人北海道馬主会
・社団法人岩手県馬主会
・社団法人埼玉県馬主会
・一般社団法人千葉県馬主会
・社団法人東京都馬主会
・社団法人神奈川県馬主協会
・社団法人石川県馬主協会
・社団法人岐阜県馬主会
・社団法人愛知県馬主協会
・社団法人兵庫県馬主協会
・広島県馬主会
・高知県馬主協会
・佐賀県馬主会
・日本地方競馬馬主振興協会
 

ご挨拶

ご挨拶
 
日本地方競馬馬主振興協会 会長 鈴木可一
地方競馬を取り巻く環境は非常に厳しい状況となっています。去年から今年にかけては、わたしも戦後の復興競馬より馬主として60年経験していますが、このような不愉快な競馬は経験したことがありません。それと言うのも地方競馬において競馬の基本が崩れてきているということであります。最近の交流競走にしても、ほとんどが中央馬のレースになっており、中央と地方の差は大きく隔たっています。これには現下において、われわれが欲しい馬を買えないという事情があるからでございます。
馬主として地方競馬を何とかしなければならないということで、なかなか解決の道筋は見えませんが、地方競馬の馬主会が一丸となって、馬主が競馬をこのまま続けて行けるような状況を実現して行かなければならないということで努力を重ねているところでございます。大井競馬においてもその第一歩として、下級条件にある馬を切り、それを馬の不足している地方競馬場に送ろうと始めたわけであります。
これからも、地方競馬がなんとか成り立っていけるような方策を、農林水産省や地全協に見出していただきたいと切に思っております。
 
農林水産省生産局畜産部競馬監督課 課長 高橋孝雄様
 地方競馬も引き続き厳しい状況が続いています。昨年の売り上げを見てもトータルでは若干上回っているところもありますが、1日当たりにするとまだまだ下回るという状況が続いています。少しでも地方競馬の活性化につながるように、昨年5年ぶりの競馬法改正を行い、従来からの地方競馬の支援措置を5年間延長いたしました。もう一点は払戻率の弾力化で、各主催者が創意工夫をもって払戻率を定められるようにしようということです。昨年は、中央競馬と地方競馬の連携協調ということで、JRAのIPATで地方競馬の馬券が購入できるようになりました。さらに、地方競馬場や場外でもJRAの馬券が発売できるようになります。
厳しい状況が続いておりますが、私共も何とか日本の競馬、特に地方競馬が少しでも元気になっていただけるようにということで、これからも色々なご意見を伺いながら、取り組んで行きたいと考えております。
 
JRA日本中央競馬会 理事 益満宏行様
 昨年の中央競馬は実に15年ぶりとなる、発売金が前年を上回る結果となりました。この評価につきましては前年に大きな震災がありまして、その年との比較という見方もありますが、震災後の社会経済情勢や、競馬を取り巻く環境、さらには他産業の状況等見れば、ここは素直に喜んでいいのかなと思っています。とは言うものの競馬を取り巻く環境は依然として厳しいと言わざるを得ません。私共としましては、昨年の状況を1年限りで終わらせることの無いように、今年も引き続き様々な施策を展開して、広く競馬の繁栄に向けて努力していきたいと思っております。
昨年10月より、私共のインターネット投票システムを使いまして、地方競馬の馬券の発売を開始いたしました。これに加えまして、地方競馬で開発にご尽力されておりました発売システムと私共のシステムを連結して、この春から地方競馬の発売施設で中央競馬の勝馬投票券を発売することを拡大していく予定になっております。こうした新しい取組みが地方、中央双方にとって良い結果をもたらしてくれることを大いに期待している次第であります。皆さまにおかれましては引き続きご理解、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
 
NAR地方競馬全国協会 理事長 浮田秀則様
 わたしが地全協に籍を置いて2ヵ月余りが過ぎました。わたしは、競馬は勝馬投票券を購入頂いているお客様あってのものだということを基本に、職員にもこれを念頭に仕事を進めるよう話をしております。このお客様のことを念頭に、私共の仕事である地方競馬の公正かつ円滑な実施に向け本年も精一杯取り組んでいきますので、皆様方のお力添えをよろしくお願い申し上げます。
昨年よりご要望があった件(新馬流通促進対策事業の継続実施について)ですが、これは私共も重く受け止めております。2年間の期間でこの評価を下すのは難しいということで、もう1年くらい期間が必要ではないかと考えております。これにつきましては各主催者の意見も集約して対応して参りたいと思っております。
せっかくの機会ですので、地方競馬の応援団のひとりとしてのお願いですが、昨日(1月23日)のTCK女王盃も、1~3着中央所属馬でした。是非、中央に勝てる馬を地方に送り込んで頂きたい。これが、中央も地方も全部幸せになる道で、特に一番幸せになるのはわたしの気持ちだと思っておりますので、大変難しい問題ですがよろしくお願いいたします。今後とも鈴木会長始め、皆様方のご意見を充分頂きながら、私共も地全協として仕事を進めて参りますので、よろしくお願いいたします。
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